目や耳にしてきましたが、それらの中で、ここ四半世紀ちょいの間
(まぁざっくり平成以降)に、最も感動したものといえば、これはもう
迷うことなく即答で、5年前に書かれた“Uちゃんの手紙”ですよ。
わたくしがその“Uちゃんの手紙”の存在を知ることとなったのは、
4年前に出版された「東日本大震災秘録 自衛隊かく闘えり」という
本を、その著者・井上和彦氏本人がチャンネル桜(CS放送)の
番組内で手前味噌紹介wしてるのを偶然ヨウツベで見たからです。
その本(軍事ジャーナリスト兼"漫談家"を自称する著者による
自衛隊の救助救援裏話に聞き入った自分は即座に購入)の中で、
その“感動の手紙”がしっかり紹介されているのです。
激災地で命をつないだ少女の超エモーショナルな“お手紙”です。
もしこの手紙を読んで「はぁ?」なんて者は、民族国籍をとわず、
「日本の大地震をお祝います」(原文ママ)などとサッカー場の
スタンドに掲げた性格ドブサのゲス野郎と同類のカスでしょね。
5年前の大震災で全校児童108人中74人が死亡・不明、
教師13人中10人が死亡・不明という痛ましい犠牲を出した
宮城県石巻の大川小学校の女子児童で無事だったUちゃんが、
震災発生26日後、たまたま徒歩で通りかかった陸自の三曹に
「すみません! これ読んでください」 と手渡した直筆の手紙です。
日本国民と愛日外国人の全員に読んでもらいたい手紙です。
宮城県石巻の大川小学校の女子児童で無事だったUちゃんが、
震災発生26日後、たまたま徒歩で通りかかった陸自の三曹に
「すみません! これ読んでください」 と手渡した直筆の手紙です。
日本国民と愛日外国人の全員に読んでもらいたい手紙です。
以下、原文ママで紹介します。
じえいたいさんへ。
げん気ですか。
つなみのせいで、大川小学校のわたしの、
おともだちがみんな、しんでしまいました。
でも、じえいたいさんががんばってくれているので、
わたしもがんばります。
日本をたすけてください。
いつもおうえんしています。
じえいたいさんありがとう。
○○より
つなみのせいで、大川小学校のわたしの、
おともだちがみんな、しんでしまいました。
でも、じえいたいさんががんばってくれているので、
わたしもがんばります。
日本をたすけてください。
いつもおうえんしています。
じえいたいさんありがとう。
○○より
以下の画像は、井上和彦著「東日本大震災秘録
自衛隊かく闘えり」(双葉社)からの転載です。
2016/3/11夜に追記:
ちなみに、わたくしの母も、そのまた母も仙台出身です。
ちなみに母の父は北海道生まれですが仙台で就職、結婚。
戦後すぐ、母が小学生のときに一家で仙台を離れて以来、転々とし
仙台に戻ることはなく、母方祖父母も母も愛知県で順次他界。
母方祖母の一族は代々だいたい仙台~石巻あたりに
住んでたらしいですが、その祖母が30年ほど前に他界して以来、
母の代で宮城県の親戚との付き合いはもう途絶えてしまい、
わたくしに至っては全く面識がないどころか住所1軒すら知りません。
5年前の震災では母方祖母の親戚筋で
亡くなられた方も恐らくはおられることでしょう。
本日14時46分、テレビ越しではありますが、天皇皇后両陛下はじめ
安倍首相以下、東日本大震災5周年追悼式参列の皆さんに倣い、
共に黙祷を捧げました。