一社で唱えてる日な模様。で、全日本印章業組合連合会としては
10月1日を「印章の日・ハンコの日」に制定してる模様。
しかし10月1日の方は、歴史的にも世間的にも個人的にも、
「印章の日」などというよか、「他の日」が多数ありすぎる日なので、
本日8/5がハンコの日でOKゴー。
数年前、「だびすケ?」から「ダビス・K」に マイナー・チェンジした際に作った 黒水牛(角)の印章 |
30余年間使用中のmy実印 |
当時20代前半のワタクシに土産物として授けてくれたハンコです。
印章本体は象牙で、ケース表面はセンザンコウの革という逸品。
動物愛護家からは、こんなトンデモない品を持ってるなんて
ロクでもないヤツに決まってる、と言われそな、今となっては
ワシントン条約違反でイリーガルな伝統工芸品。以来ここ30余年、
諸申請~諸契約の書類に押印の度、象さんと穿山甲くんに感謝しつつ、
大切に使わせていただいてます。
しかし印鑑の風習もいつまで続くかな? 実印・銀行印の偽造など
超簡単な時代になり、本人確認の用途に印鑑はとっくにもう適さない
わけで、マイナンバーと指先や瞳で本人確認する時代に入っており、
単なる洋式かぶれをも含むグローバル化というお題目のもと、
印鑑不要の直筆サインのみでOKな場面も増え、
印鑑が過去のシロモノと化しつつある令和のこの時代に、昭和期に
父が台湾で作ってきてくれた象牙のmy実印を紹介できて光栄です。
TV東京「YOUは何しに日本へ?」(毎週留守録して飛ばし見してます)
で数回みかけたハンコ大好きフランス人T君、せっかく当て字の漢字で
ハンコも作り、日本で仕事も始めたというのに、やがて印鑑レス社会が
日本に訪れるのは必定。その時までにT君は何か別の日本伝統文化に
ハマってることを祈るよ。