2016/09/24

Yasukuni Shrine

ワタクシの伯父(父の兄)は潜水艦の通信兵として昭和19年に

フィリピン沖で戦死し、靖國神社に祀られております。

9年ほど前、杖を使ってトボトボとしか歩けなくなった父が

上京しての生前最後の靖国参拝を、

クルマでエスコートすることができ、何ひとつ親孝行をしてなかった

ロクでもないダメ息子としては、せめて少しでも

晩年の父の役に立てたことを有難く思っております。

大鳥居と大村益次郎像(遠杉w)
実は最近PCに導入した「フォト消しゴム」なるソフトを用い
参拝帰りの方4名ほどの姿を隠してスッキリさせてます

先週末、ヨウツベで人気の保守~愛国系ブロガー

(推定29才の北海道民)、K氏の呼びかけによる

「みんなで靖国神社に参拝する会」に参加してきました。

団体割引?的な参加費で昇殿参拝できるからです。

ワタクシ的には過去幾度も靖国神社参拝はしておりますが、

昇殿参拝したことはなく、一度はしておこうとの思いからです。

で、今回(第2回)初参加。昨夏の第1回目は参加してみようか

とは思いつつ、見知らぬ他人同士がドっと繰り出す集会企画の

初回は何かとドタバタしそうだし、と中年オヤジは考えての見送り。

しかし、まぁ昨年の前回もドタバタなどせず成功したようですが、

昨年は8月猛暑での開催だったのが、今年は9月半ばに変更され、

さらに昨年は参加希望者の多さに、午前・午後の2部に分けての

開催だったのを、今年は予約受付をネット先着の一定数で早々に

締め切ることとし、最初から午後に1度だけの開催とした模様。

ワタクシは今回の参加者募集を知ると、安心して即ネット応募。

今回の参加者数は"主催者発表"4万5千人!w(実数450名かな)

とのこと。参拝前後の屋内待機の場となる参集殿も、お祓いと

玉串拝礼を行う拝殿も、その人数で丁度いっぱい一杯でした。

玉串拝礼はK氏が代表して1人で行いましたが

(我々参加者はK氏に合わせて二礼二拍手一礼)、

なにより団体で拝殿から本殿に渡り参拝できることが魅力です。

1庶民としては1個人での昇殿参拝もなかなかしませんしね。

朱塗りの酒盃で御神酒(オミキ)もいただけます。

参拝後に参集殿内で行われたK氏の講演直前の、

参加者待機風景を右斜め後方から、恐らくK氏本人が撮影した

と思しき画像が、同氏ツイッターに1枚あがっておりますが、

それにはワタクシもしっかり写り込んでおりました。

といっても、数百人中のナナメうしろ姿なので、

当の本人は大体の居場所と当日の服装髪型もわかってるしで

すぐに発見・特定できましたが、第三者が見つけるとなると、

いくらワタクシを見知ってても難易度はウォーリーの1万倍かも。w


当日は靖国神社で「みらいとてらす」(未確認ですが

"未来と照らす"という意味なのでしょうか? まさか

"美/御 Light Terrace" なわきゃないすよねw)というタイトルの

"ライトアップ&和の音と舞"のイベントが夕刻より開催され、

普段とはまた違った靖国神社の趣を味わうことができました。

遊就館1階
右:八九式十五糎加農砲,左奥:零式艦上戦闘機52型
左上の窓に見える遠方の塔は防衛省市ヶ谷通信鉄塔

みらいとてらす projection mapping on遊就館


中門鳥居と拝殿、および帝都の夜空へのライトアップ
(みらいとてらす)
参道もライトアップ
地表を照らす数百におよぶ灯籠は
中を覗くと光源は電池式LED。
日本の伝統美と新技術の融合萬歳!
中秋の撤下神饌は月餅
昇殿参拝者が いただける、